中日・根尾が投手で成功するのか

中日・根尾選手は2018年新人選手選択会議にて9球団競合の結果、ドラフト1位で中日に入団した選手です。
入団後は「ショートで勝負したい」と明言した根尾選手ですが、2022年の6月に投手転向が発表された。

目次

なぜ投手に?野手としての評価が低いの?

入団直後

入団直後の2019年は1軍で2打席0安打の結果となり、2軍での出場が多かった。
プロの壁が分厚く、2軍でも打率.210 本塁打2 OPS.563とファンが期待するような活躍ではなかった。

2年目

翌年の2020年は2019年に比べて25打席で2安打とプロ初ヒットを出したあとは2軍暮らしとなり、
2軍成績打率.238 本塁打5 OPS.637と数値では成長を見せている。

3年目

2021年は1軍で188打席 30安打 1本塁打とプロ初ホームランを決めている。
しかし、本塁打はこの1本のみで打率.178とプロの壁を超えられない。

2022年の立浪監督は根尾に対して「このまま野手でやってもある程度は出来る」と話しているように
立浪監督の中では野手でも出来るが、投手での根尾が見て見たい意思があったのかもしれません。

投手としての実績は?

高校時代は甲子園で優勝した投手で、150km/hを超える驚異的なストレートとプロが絶賛するスライダーを保持する選手としてスカウトから高い評価を受けていた。球団から有望なスター投手として指名検討されたほど。
またアマチュア時代から投手の才能だけでなく、打者の才能もプロから指名される要因があった。

高校3年生 甲子園成績

試合回数被安打奪三振四死球自責点
18年春 明秀日立 (勝)941191
18年春 三重高校 (勝)84900
18年春 智弁和歌山 (勝)96642
18年夏 沖学園高 (勝)88714
18年夏 浦和学院 (勝)54622
通算392639169

甲子園の春夏と5試合に登板し、防御率0.23と安定感抜群。
明秀日立戦は四死球が目立ちましたが奪三振を多く取り、力でねじ伏せた試合。
この成績であれば、投手転向に期待する人も多いのが納得です。

根尾選手へのプロ野球選手が反応

プロとしてはこれからであり、各プロ野球選手からの根尾選手へコメントがありましたので紹介します。

元中日・吉見

投手に専念するからには緩急を身につけることが必要。
今は野手としての身体だから投手としての体格になること。
投手としての体格にならないとスタミナがつかないからね。

パドレス・ダルビッシュ選手

プロで投手経験がほとんどないのに、あれだけの球をストライクゾーンに投げられてるだけで凄いです。
課題というか伸びしろしかないかなという印象ですね。

元中日・山本昌

これからはピッチャーのボールになることが必要
それは真っすぐや変化球で空振りを取れること。
投手として一皮も二皮もむけないと勝てるピッチャーにならない。

元ダイエー・巨人 工藤公康

投手としてのフォームに問題はない。これからが非常に楽しみ。

根尾選手の素質は十分と判断しているようです。
これからの根尾選手に期待しましょう

デビューからの動画

巨人岡本和真からの三振!

巨人の4番である岡本和真を三振にするストレートは見ていて非常に気分が良いです。
プロ野球選手が絶賛するストレートで今後の活躍に期待です。

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